まるっと3104くん

自分、不器用ですから…

独り身の悲しい性

仕事でとあるイベントの手伝いに行った私。

イベント会場の前に立って、通りすがりの老若男女に声をかけて会場に導くのが今回の仕事。

ただでさえ人見知りなのに…と不安を抱えながらの作業。

乳母車(“ベビーカー”という単語がすぐに思い浮かばなかった自分が悲しい)を押した子連れの家族があまりにもほほえましくて声をかけきれず思わず見送ってしまった。

「家族か・・・」(遠い目)

そんな様子を見ていたイベントの主催者(ちなみに私たちは下請けのような立場)の男性がそっと寄ってきて声をかけられた。

「お子様はいらっしゃいますか?」

初対面の割にずいぶん踏み込んだことを聞いてきたものだと思いながらも“家族”というものに縁遠い私に何かを察したのだろうと思い

「いえ、独り身です」

と、男性があわてて

「いえいえ、違います!お子様いらっしゃるようなたにも(声をかけてください)と言ったのです」

に、我に返った私。

顔からだけでなく全身から火がボッ!!

申し訳ございません。申し訳ございません。

と、あまりの恥ずかしさに相手に平謝り。

恐ろしいまでの勘違いの上に、初対面の男性に意味もなくいきなり身の上を晒すことになるとは…

一日心の傷が癒えなかったのは言うまでもなく、おまけに同僚たちの笑いのタネにされてしまったのでした。